「共生社会」について少し

 障がいのある人の福祉や教育のキーワードの一つに、「共生社会」があります。
先日、小学校で、PTAの方々に特別支援教育についてお話をする機会がありました。今までいろいろなところでお話をして来ましたが、一般の親さん(※特別支援学級の児童の親さんも入っていらっしゃいます)に特別支援教育をお話をするのは初めてでした。うちには関係ないとシャッターを下ろされるのではないかと心配もしていましたが、思いの外よく聞いていただけました。
 話の中で強調したことの一つは、特別支援教育は、誰もが安心して暮らせる「共生社会」をめざす上で、とても重要なものだということでした。
 「共生社会」とは、「全ての国民が、障害の有無にかかわらず、等しく基本的人権を享有するかけがえのない個人として尊重されるものであるとの理念にのつとり、全ての国民が、障害の有無によつて分け隔てられることなく、相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会」(障害者基本法第1条)といわれています。

 2年前に神奈川県相模原市の入所の障がい者施設で凄惨な殺傷事件がありましたが、犯人は、「障害者は不幸しか作れない。いない方がいい」、「重度・重複障害者は安楽死の対象にすべきだ。」と言っています。また最近では、性的マイノリティ(LGBT)の方々について「『生産性』がない」と述べた国会議員もいるようですが、人が人を、生きる価値がないとか生産性がないとか決めつけ排除する社会や時代に生きたくはないなと思います。

 共生社会の基盤は、他者を認め合える多様性や寛容性にあると思っています。障がいがあっても、高齢になっても、病気になっても、経済的に困窮しても、みんなで支え合える多様性のある寛容で柔軟性をもった社会、そういう社会で暮らしたいと思います。

 今この時代に、さまざまな人が(支え合って)生きているということを実感する機会としても、特別支援教育や「交流及び共同学習」(障がいのある子どもと障がいがない子どもなどがふれあう)、障がいのある人が地域社会の方々とふれあうことなどが非常に重要だと考えます。知っていれば何ということもないのに、知らない人やものごとに対して、人は不安や不信感を抱き、それが排除や不寛容につながることは過去の例でもよくあります。
 同じ時代に、地球(や日本、熊本)という乗り物に乗り合わせている者の一人として、障がいのある子どもや人もいるのだということ、そして、この人たちのよさを、社会や地域の人たちにもっと知っていただく努力を、これからもずっと続けていかなければならないと思っているところです。 。
                       施設長 髙橋 次郎

「おれんじの屋根」第18号(10月)より
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