まず、しょうぶの里の分を3月上旬に開催しました。グループホームは次年度から開催する予定です。
当日は、利用者さんの代表の構成員(委員)がいることに配慮して、スクリーンに投影した「しょうぶの里のご説明」(パワーポイントで作成)や「しょうぶの里の1年間のご報告」、松下さんの「no art no life」の動画など、画像や映像がメインの資料を用意しましたが、外部の方にも、今回のような視覚的なものが分かりやすくてよいと思われました。
委員をお願いした利用者さんには、質問が出たときは、全部答えてくださいねと伝えていました。元々しょうぶの里近くに自宅があって、しょうぶの里にお出でになる前のこともよく覚えていらっしゃる方で、「楽しい活動は何ですか?」、「何かしてみたいことはありますか?」、「困っていることはありませんか?」など、しょうぶの里での生活のことも含め、いろいろなお尋ねにきちんと答えていただけました。
地元の委員さんには、今回は、同日に開催した苦情解決第三者委員にお願いしましたが、地域とのよりよい関係づくりや事業所や利用者さんへの地域の方々の理解を図るという会議の趣旨を大切にするならば、今後、回を重ねる中で、より多くの地域の方に参加してもらうのがよいと思いました。
委員からは、コロナ禍で地域の行事がなくなっている。いったんなくなった行事を復活させるには大きなエネルギーがいるとのお話もありました。確かにコロナ禍前に比べると地域との交流の行事や機会が格段に少なくなっています。
そのことを考えると、義務化で始めたものの、地域とのよりよい関係づくりや事業所や利用者さんへの地域の方々の理解を図ることを目的としてするこの会議を積極的に活用していけたらいいなと。初めての会議(と見学も含む)でしたが、今後少しずつ充実させて、より多くの地域の方にしょうぶの里の中に入って来ていただき、ありのままの姿を知っていただきたいと思ったところです。