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令和7年2月25日
 
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おれんじの屋根》94号(R7年2月をアップしました。



 R6.6.1 しょうぶの里まつり
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障がい者支援施設しょうぶの里
〒861-5287
 熊本市西区小島9丁目14-58
  TEL(096)311-4588
  FAX(096)329-9411
   Mail:sho-bu@nifty.com


おれんじの屋根
ギャラリー
「今が一番幸せ」 ~障がいのある本人と親ごさん・ご家族のライフサイクル~

 少し前になりますが、通所(生活介護)の親ごさんたちの茶話会がありました。コロナ禍で親ごさんたちが会う機会も減り、ずいぶん久しぶりの集まりでした。
 いろいろなお話が出た中で、30代の女性利用者さん(Aさんとしておきます)のお母さんが、「今が一番幸せ」とおっしゃったのが、とても心に残りました。Aさんにはてんかんがあり、小さい頃から学校時代も発作が多くて大変だったとのことです。それが、学校を卒業してしょうぶの里の通所をご利用になり、年齢的にも次第にてんかん発作も落ち着いてこられたのでしょう。「うん、本当にそうですよね。」としみじみと共感を覚えました。

 最近、「障がいのある人の8050問題」という言葉を聞くことがあります。一般的には、80代などの高齢の親とひきこもり状態にある50代前後の中高年の子どもが同居し、共に孤立と経済面で生活に行きづまる状態のことのようですが、障がいのある人の場合は、高齢の親が中高年になったわが子の面倒をみる「老障介護」が、「障がいのある人の8050問題」と言われています。本人の重度化と親の高齢化が同時に進むため、心身ともに困難な状況に陥ることも少なくないようです。現に、そういう状況となって、しょうぶの里にロングのショートステイ(入所に空きがないため、ショートステイを長めにご利用)にお出でになる方もいらっしゃいます。

 前々回ご紹介した学校への出前講座に出かけた際にも、卒業後どこに行くか、どんなサービスを利用するかという目の前のことだけでなく、10年、20年、30年、・・・・と、障がいのある本人と親ごさん、ご家族のライフサイクルを考えることも大切ですとお伝えしています。そういう話の中で、将来、自分たちが亡くなったら我が子をどうしたらよいか? 早めに入所の施設に入れておいた方がよいか? といったお尋ねもよくあります。
 まず、国が入所施設からの地域移行を進める中、入所の施設が20年後、30年後、・・・・にどうなっているかは分かりませんし、また、「8050問題」は頭の隅には置いてほしいものの、学校卒業段階から考えるにはやはり早すぎるでしょう。「今が一番幸せ」とおっしゃったAさんのお母さんのお話もご紹介しながら、そういう安定した平穏で幸せな時間も十分楽しまれたらよいのではないでしょうかということもお話しています。

 長い人生・ライフサイクル、それぞれの方、ご家族がそのときどきの状況で判断をされることについて、どれが正解か、簡単に答えや結論を出すことは難しいだろうと思いますし、おそらくどれも正解でしょう。いろいろな考えや見方、選択肢があることをお伝えし、その中から、その段階で最善と思われる選択や判断をしていくことがよいのだろうと思い、そんなお話をしているところです。

                      施設長 髙橋 次郎

「おれんじの屋根」第94号(R7年2月)より
 ※過去分は、こちらにあります。


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令和6年2月に放送された松下さんが、NHKのEテレの「no art no life」が、  NHKのワールド版(世界放送)で放送されています。
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24時間テレビから福祉車両を寄贈いただきました

≪自由の旅コーナー≫ 続々とアップしています。

 R5.1.25  雪の朝ました。
第19回しょうぶの里まつり(R6.6.1(土))には、多くの方の
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今年度のできごと」のコーナーにテイクアウトランチを追加しました。
    
 
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入所家族会様から、新しい車をご寄付いただきました。(R5年11月)
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